１～５ 召喚編
島に住むペルジ、シュウガ、クリムの三人はロボットとの戦いに巻き込まれる。
ペルジ、魔王の骨と融合する。
世界の中心、大都市 マジェンガへと三人は旅立つ。
ペルジ、女神であるミト・メルパトラと会う。
ペルジ、シュウガ、クリムは女神の三十士試験へ進む。
メルパトラ、レオドリスと共に赤ノ妃龍を撃退。
その後、青ノ彗龍に襲撃されるも、ミトの瀕死の攻撃により退ける。
ペルジ、同じ仲間であるアドーの死に衝撃を受ける。
ペルジ、自分の父親が英雄ではなくただの人間だったという事を知り決意を喪失。
その後、瀕死のミトと会い、世界を救う決意をする。
４番目のクロイツ、フィーアを発見。
この巻は特に５巻！ ５巻が熱かった！
４巻からの流れも良かったけど、このペルジの咆哮が激熱！
自分の父親が普通の弱い人間であることを知り、
英雄である父親の背中を追いかけてきた彼は目指すべき道を見失う。
そして同じように、女神ではなくただの弱い人間だったメルパトラの泣き声を聞き、
パ「お前は彼女を救うことの意味がわかってない！」
ペ「わかってる！ ロボットが大地からいなくなればいいんだろ！！
虹を全部倒せばいいんだろ！！ 世界を救えばいいんだろ！！」奇しくもこの台詞は本編における彩光少年のジャンクーアの息子が言った台詞と同じ。
メルパトラも想像していたイメージと全然違った。
でも凄くいい！
もしあの時青が来なかったら、メルパトラはペルジに何と伝えたんだろう。
そして物語の結末も全然違ったんだろうな。
この目指すべき者を見失ったペルジの姿はそのままシュウガへと引き継がれる。
６～８ 天命編
劇的な成長を見せるペルジ。
女神の三十士もシュウガ、アースカルフ、シロサギ、ナツメ、テレサ、エンドなど戦力も揃ってきた。
遠征中、トラブルにより紫ノ珀龍、青ノ彗龍が襲撃。
シュウガ、アースカルフ、シロサギがグラヴィタチオンフィーアで魔法をを発動させる。
パイネルとレオドリスのコンビネーションにより青ノ彗龍を撃破。
その代償としてパイネルは戦線離脱。レオドリスは死亡。
ペルジ、死を感じることによりエンゼルフェザータナトスを発動。魔法を極める。
フェーダードライと完全融合を果たす。
その反動として戦う時以外目覚めなくなる。
シュウガ、フラメアインスと融合を成功させる。
メルパトラ、大地の記憶を読みロボットの目的を知る。
遠い星から来た虹とグランドゼロとある存在が戦ったが、虹は彼らを圧倒した。
破壊される直前、グランドゼロは機械を狂わす電磁波を放出。
狂った虹は人間を全て抹殺するための機械と成り果てる。
メルパトラ、ジュエリアガーデンの実験を握る。
メルパトラ、グランドゼロに直接触り記憶を読みに行くが、逆に藍ノ刻龍と橙ノ華龍に襲われる。
ペルジ、メルパトラを助けるために二龍と戦い、命を賭して破壊する。
機械を統括する虹が全て破壊されたため、全世界のロボットは停止。
世界が救われる。
あぁ……。
この巻はマジで見たくなかった。あんなに世界を救うために、メルパトラを救うために戦い続けたペルジが……。
ペルジとメルパトラ、世界を救うために一番尽力したと言ってもいい二人が幸せにならずに終わるなんて……。
その前の台詞もいいんだこれが。
メルパトラ「未来は私達二人で掴むものなの」
って言ったのに。
ペルジはガトーショコラ食べれたのかなぁ。
食べれなかったんだろうなぁ。
レオドリスさんも良かった。
最初はイケすかないヤツだと思ってたけど実際は死なないように必死に努力している。
そして弱音を吐こうとしたところをメルパトラに叱咤され、強い精神を手に入れる。
その後自分自身を結界にして攻撃をその身に受けて……。
「なんだ、まだあるじゃないか……。ほら、言った通り綺麗だろ……」
の台詞は涙を誘う。
８～９ 血胤編
アースカルフの国でフェンフ発見。
グランドゼロに封印されていたデュデュマが機械化され、
世界を破壊する存在、大魔王デュデュマとなり復活。
それに伴いロボットが再起動。
真紅虎竜牙が生まれる。
メルパトラ、ペルジの幻影に囚われ戦意喪失。
フェンフ以外のクロイツがデュデュマの傘下に戻る。
シュウガ、滅びゆく世界の中でペルジの意思を継ぎ、世界を救う決意をする。
フェンフの活躍によりクロイツを奪還。
シュウガ、フェーダードライに乗り込む。
フェーダードライに残ったペルジの想いをメルパトラに渡す。
シュウガ フェーダードライ。
メルパトラ フラメアインス。
シロサギ シルトツヴァイ。
ナツメ、テレサ、エンド グラヴィタチオンフィーア。
アースカルフ ヒッツフェンフ。
それぞれを駆りデュデュマと対決。
七人の魂を生贄に捧げ、始まりのクロイツ ヌルを発動。
シュウガ、魔導鍵 エクスレイブを手に入れる。
大地の化身 デュデュマを倒せば大地の核を失い、大地が滅んでしまう。
デュデュマを操ろうとするも、その前に操っている存在があり、
さらにその正体は遠い星にあるマザーコンピュータであることがわかる。
大地を破壊せず、マザーコンピュータを止める方法として新たな魔法、マザーを生み出す。
マザーによりコンピュータを破壊し、デュデュマを解放する。
デュデュマ、メルパトラと一緒に大地へ帰る。
世界に本当の平和が訪れる。
エクスレイブマテリア・機械の核と共に封印される。
メルパトラ、違う星へ。
本編へと続く。
ペルジはそのカリスマ性からいろんな人に影響を与え、だからこそいなくなった時、
残された人の虚無感は計り知れなかった。
英雄としての父親を失ったペルジがそうだったように、
追いかけるべきペルジを失ったシュウガはその身を投げ出そうとするが、
幻影の中のペルジが指を差す。世界を救えと。お前の番だと。
アースカルフの魔法がパイナップルフラッシュとは思わなかったね。
凍てつかせる能力でアイスランランスか？ と思わせて、
「テンション上がってきたぜええぇぇぇ！！」
五大禁断魔法の一つ、真紅虎竜牙。
そして最大最強魔法のマザー【仔】は世界を救うために生み出されたものなんだな。
世界を救うための魔法が、今は世界を破壊するために使われてるって何て皮肉な。
そしてまだまだ謎を残し、本編へと続く。
続く前に書き下ろし。ミカゼと魔王の骨。
あの決戦の後、どこかに飛ばされたミカゼと師匠。
黒い羽でまるで呼びよせられたかのように。
そこに現れる女神の三十指の一人、キルリアントムが現れる。
多分キル兄弟の一人。
しかしミカゼに何かが起こり、キルを一掃。
「大地に封印されし禁断の力。魔王の骨」
それだけ言って崩れ落ちるミカゼ。
師匠は心配しながらも疑問に思う。
「魔王の骨？ それは病気では……？」という事で本編に続く。
さて残った謎。
ＴＡＰと罪
ティトォ達は事あるごとに「自分達は罪人」だと言う。
それはドーマローラで唯一（三？）生き残ったから、ではないらしい。
ではその罪というのは？ 星のたまごを使ったことか？
クゥとデュデュマ
自分が自分でなくなったクゥは星のたまごと同化して、
彩光少年のデュデュマと対峙している木の人形のようになったのだろう。
そして勝利し、その力も吸収した。
その向かう先は……。
裁きと星
これがその向かう先だろう。
ジャンクーアの息子によると世界はおかしくなってしまったらしい。
そして本編の予告編にも書いてあり、クゥ自身が言った裁きの星。
ミカゼと命七乱月
メモリア魔法陣を見事優勝し、禁断魔法、命七乱月を手に入れたミカゼ。
十中八九この命七乱月がエクスレイブだろうな。
何で名前が違うのかわからないけど。
この魔法を発動するためにはまた七人の魔法使いが必要なんだけど。
過去の魔王の骨と現在の魔王の骨
過去の魔王の骨は大地の守護者 デュデュマの化身と言われている。
少なくとも実際にあるものだ。
だけど師匠が言う、病気とは……？
ジャンクーアの娘とネジ
ゼロクロイツの最後にメルパトラが作った廻天の術。
その結果創られたのはネジだった。
ジャンクーアの娘の額にもネジのようなものがあるけど何か関係が？
他にも残った魔法使いの行方。
コルクマリーの野望。
命七乱月で何を生み出すのか。
三大神器はどうなってるのか。
そもそも仮初の肉体から本物の肉体に戻ったＴＡＰは？
アダラパタは現在どうなってるのか。
グリン王子は過去から戻り、何をもたらすのか。
女神の三十士から三十指になった理由。
などなどなど。
残った本編がやけに熱いぜ！！
