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と言っても時期を逃しつつあるので簡単なところを。

山椒魚は以前から涙腺が弱くなってきてまして、
高校の時は『ＣＬＡＮＮＡＤ』のことみルートの最後の手紙でボロ泣きしました。
しかしいくつものエロゲをやっているたびに耐性はついていくもので、
シンセミアはそこまで感動したとかはありませんでした。
そう、あるルートを除いては。

沙智子ルートの最後でもう目頭がめちゃくちゃ熱くなってしまいました。

ここ！　ここのシーン。
リンドウの花言葉は、『悲しんでるあなたを愛する』
ここでやられましたね。
見事に撃沈しました。
そのまま床に倒れこみましたし。

あとこの物語に何度も出てくる言葉。
「誰かを残して往くのは、どんな気持ちなのだろう」
この問いに対する答え。
「絶対に、戻ってくる」
ここでも何とも言えない、はっ！　とした気分になりました。

金城一紀の『花』という小説でも最後に、
忘れな草の花言葉は『真実の愛』。そして『私を忘れないで』。
この文章を見た瞬間本を持ったまま崩れ落ちました。
一緒に、
うおー！
と言いながら泣きました。

いやーしかし、いい兄妹ゲームでしたね。
お互いがお互いを心から信頼し合ってる感じが上手く出ていて。
とにかく兄妹漫才が面白い。

次回作は是非発売日に買いたいですね。



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あっぷりけ

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