◆ 公式
・_・ <
しかし色気のねーサービスシーンだな。というわけでプレイ。
いやー、面白かったわ。
どういうゲームかよく知らなかったんだけど、過去改変モノなのね。
『終わる世界とバースデイ』もそうだけど、最近気になる作品が多いぞ。
可愛い絵柄で結構えぐい事をやってくれる。
これはリメイクらしいけど。
前々から言ってるけど、こういうのに弱いんだよね。
親子愛にすっげー弱い。
晃司「俺のことを応援してくれるのか?」
父親「息子の夢を応援しない親がどこにいる」
晃司「俺、絶対世界一の医者になるよ!」
父親「俺がいる限りそれは無理だ」
晃司「手術がんばってな」
父親「俺を誰だと思っている?」
晃司「世界一の、俺の親父だよ」
このやり取りがすっげーよかった!
では内容紹介は続きから。
ちなみに記事タイトルはあるゲームのキャッチコピーのパロ。
幼い頃に両親をなくしている石巻 あおば。
しかしそんなことは気にせず元気に過ごしている。
趣味は音楽でストリートで歌うことも。
同じ孤児院に住んでいる麻智。
彼女はピアノをしており、いつかあおばとストリートで演奏することが夢。
ある日あおばは「過去に戻れることの出来る本がある」という噂を聞く。
そんな日の夕方。
学校に忘れ物をしたあおばはまだ残っている麻智に取って来てほしいと頼む。
それを聞きうけた彼女は……、
階段から転げ落ちてしまう。
幸い命に別状はない。
しかし両腕が骨折し、折れた骨が神経を傷つけ、もうピアノを同じようにはひけない。
さらにもう一つ。
彼女は助走をつけたような状態から落ちた。
つまり、誰かに落とされた可能性がある。
麻智を普段からいじめていた逢瑠を見つけ、問い詰めるあおば。
しかし逢瑠の話は要領を得ず、ただ泣き続け、謝るばかり。
あおばの脳裏に浮かんだのは、麻智本人から聞いた過去に戻る本の噂。
彼女はそれを使って過去へと飛んだ。
麻智を助けるために。
あおばは確かに過去へ飛んだ。
過去へ飛ぶことには見事に成功した。
しかし年代が間違っていたのだ。
その先は彼女がいる2030年から19年前の、2011年だった。
そこで出会うストリートミュージシャンの晃司。
あおばは諦めることはせず、19年後の麻智を助けるために全力を尽くすが、
やはりその年代の差を大きく、自分の無力さに涙するあおば。
一方同じように知り合った希。
彼女は彼女で父親の問題などをいろいろ抱えており、
後輩だった信一に告白され、結ばれる。
ちなみに何故かこの後の朝チュンCGがある。
愛する人を得た希だったが……。
別れはすぐだった。
突然すぎて涙も出てこない希。
悲しいはずなのに。愛しいはずなのに。
また晃司もある決意をしていた。
あおばが持ってきた本にはこう書かれていた。
「過去に戻った者の手で未来は変えられない」
あおばが麻智を助けるなんてことは最初から無理だったのだ。
なら。
それならと。
俺が変えてやる。
彼女が未来を変えることが無理なら、俺が変えてやると。
未来へ帰る前に会話をする二人。
本来ならありえないはずの会話。
それはあおばが過去へ来たからではなく。
希の旧姓は『石巻』……。
あおばの苗字も石巻。
これが意味する事は……。
未来へ戻ったあおばは驚く。
そこにいたのは。
自分は何もしてないはずなのに。
そこにいたのは。
怪我なんて何もしてない大事な親友の姿だった。
と同時に蘇る、ありえないはずの記憶。
母親は彼女が幼い頃に死んだはずだ。
なのに、それなのにちゃんとある母親との記憶。
小学校に通い、運動会で一位を取り、母親を車椅子で押し、最後を看取った記憶。
そう、未来はちゃんと変わったのだ。
希の死は免れなかったが、思い出は残った。
麻智の両腕は守られた。
その未来を創ったのは当然、
過去に出会ったロックなパートナーだった。
と大部はしょったけど、こんなところで第一部終了。
これで綺麗に終わってることは終わってるけど、いろいろ謎は残っている。
何故逢瑠は麻智のことをいじめていたのか。
麻智の両親はどうやってであったのか。
逢瑠が父親を意識する理由とは。
残ったキャラにはどのような役割を持つのか。
これからどう次の章に繋がるのか。
しかしHシーンがありそうでなかったな。
途中で絶対入ると思ったのに。
あおばは未来が変わるかもしれないから仕方ないけど、希とかはありそうだったのに。
そういや以前の『アステリズム』に出てきた人が希さんだったのね。
- 関連記事
-
TOEですね、わかります。