・_・ < ネクタイをしてる女の子っていいよね。
かっこいいと、可愛いの両立ができる。
それにエチシーンの時には胸に挟んでたりするのもいい。
(群馬県の方言で「おひさしぶりですね」の意味)
今回は読んだ小説の話だよ!
どうでもいいけど本屋で小説を後半まで立ち読みしてる人はずっと読んでるのかな?
以下二つを読み終える。
・弥勒の掌
コメントもらったけそど、そこそこ面白かった。
『弥勒』自体に関しては、
まぁ現実的過ぎるトリックは小説として非現実的すぎるというか。
小説自体のキモは面白かったけどね。
「○○から××までこんなにも距離があるんだぞ! 一体どうやって殺したというんだ!?」
「簡単なことです。それは駅を経由すればの話。ヘリをチャーターして直線移動すればいいだけです」
なんていうトリックを見た時は「これ書いたやつアホなんじゃね?」とか思った。我孫子の小説はやっぱり『殺戮にいたる病』が一番かな。
他にも『映画探偵』を読んだけど、あれは小説として普通に読みたかった。
いやでもあの作風全部がミスリードともとれるんだけど。
個人的三大ミステリーは『殺戮にいたる病』・『ハサミ男』・『十角館の殺人』。
犯人、死体が出てこないのを入れると『イニシエーション・ラブ』・『リピート』・『アヒルと鴨のコインロッカー』もよかった。
特にイニシーションはなー。
『ラスト二行の衝撃』のオビ通り。
「なんだこれ? 普通の恋愛小説?」
と思いながら読んでいき、そこまで行くと……。
「ん? は? っえ? どういう……。あ、ああ、あああ、あああぁぁぁ!! そういう事ね!!」
ってリアルになった。
ちなみに立ち読みでそこだけ読んでも意味がわからないと思う。
最初から読まないとわからない。
アヒルと鴨は伊坂にはまったきっかけだったし。
高校時代に薦めてくれたM瀬君には感謝しないといけない。
普通の物語が続くと思いきや、あの台詞で全てを繋げて来る。
伊坂に関しては、ストーリー的には『ゴールデンスランバー』。
キャラ的には『陽気なギャングが世界を回す』。
個人的に好きなのは『重力ピエロ』。
何度か言ったかもしれないけど、年をとったのか家族愛物に弱い。
ピエロはもう……。
伊坂の小説はスランバーより前の作品は全部好きだね。
それ以降についてはノーコメント。中田 永一の『百瀬、こっちを向いて』も良かったね。
「一番演技が上手かったのは誰だったのだろう」でガツンときた。
ってか中田 永一=乙一ってもう言っていいのか。
あとこれだけは譲れないね。
米澤は小市民シリーズも好きだけど、『儚い羊たちの祝宴』も好き。
短編集なので軽く読めるし、さらにラスト一行に「お、おう」となる。
一番のお気に入りは山荘秘聞かな。
笑えるし、納得できる。
ちなみに『インシテミル』は面白くなかった、映画も。
・七回死んだ男
個人的四大ミステリー。『殺戮にいたる病』・『ハサミ男』・『十角館の殺人』・『七回死んだ男』。めちゃくちゃ、いやくちゃくちゃ面白かった。
何より読みやすかった。
木曜も次の日仕事だってのに日付変わっても読んでたし。
主人公がその体質から達観していてギャルゲ主人公のよう。
それに、オリジナル周で助かるとわかっているんだから安心して読める。
しかし、矛盾してるようだけど、危機感、緊張も味わえる。
何故祖父が死ぬのか。何故祖父が殺されるのか。誰に殺されるのか。どうして殺されるのか。
それが明かされていくのが面白い。
正直祖父の死因とかは読めたけど、その理由はわからなかったし、
最後のアレは疑問を持ち、驚いて、納得できた。
そもそも推理小説ってのはさー、読者にもどこか違和感を持たさないといけなんだいよね。
「あれ? ここ何か違うぞ? 何がとは具体的に言えないけど、何かがおかしい」
と思わさないといけない。
少なくとも解決編までに全ての情報を出し切らないといけない。
後付け後付けの繰り返しで、探偵だけが知ってる情報とかは持たせたらいけないんだよ。
「自然界からとった漢方だから、限りなく自然死に近い心臓麻痺を起せるんですよ」
とかバカじゃねーの? 誰とは言わないけどね。
仏像が流す血の涙の正体が
赤い虫だなんて知らねーよ。
怖い思いをしたから記憶がそれを消そうとして、過去の記憶と混じってしまったんです。なんて作者の書き方次第じゃねーか。
あとむかつくのが『最後のどんでん返し』、『最後の最後まで気が抜けない』とか書いていながら、
結局のところ『犯人だと思っていた人間は実は操られて他に真犯人がいます』なんてクソもいいところ。
「そういえば先輩って、警察にいた頃心理学とかマインドコントロールを専攻してましたよね?
それなら彼の意識を操作して犯罪を促がすこともできるんじゃないですか?」
できるわけねーだろ。人間なめてんのか。
密室の正体が裏金つかませて口裏合わさせたとか、
アリバイを金で証言させたとか、ミステリとか言いながらどうよ? って話。
コメントー。
そういえば時々、深夜にコメントをくれる人がいるけど。
その人はいろいろ大丈夫なのかといらぬ心配をしちゃう。
>童貞で有ることは否定していない……?いやだって自分処女だし。美少女だし。ベッキーにそっくりだし。
>でも俺も、管理人がロリのおもらしについて熱く語ってると「お、おう…」ってなるよ。まじか。今度からも「お、おう…」って思ってくれよな!
そう思われるたび、自分はおもらしについて語ってるって事だから。
>良く見るんだ… “我慢”って書いてあるぜ…そこに気づくとは、やはり天才……。
つまり、おもらし、って事か。
この二日間は真夏のを消化しよう。
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ミステリー小説のトリックなんて俺は大半はギャグだと思ってるよ
綾辻とかミステリーサークルの恐怖の雰囲気を感じられさえしたら満足だし
でも管理人さんが挙げてくれた作品はトリックまでしっかりしてそうで楽しみですにゃ