◆ 攻略順感想
○ ブリジット
そこそこ。
そういえばここでカナンとブリジットは昔は友達のような関係だった、という設定が明らかに。
アレ? マリカは?
と思ったけど、これも伏線だったんだなー
おしっこが足りない。
○ カナン
年上お姉さん最高や!
キャラ的には一番好き。
『そらいろ』の時にも思ったけど、なんでお胸でご奉仕がないの?
おまけシナリオでアナルはありました。
○ ほたる
あまり記憶がありません。
というか普通に恋愛恋愛していたので印象が。
2ちゃんの反応の時にも書き込みがありましたが、
ほたるとブリジットっていらなくね?
というもの。
それはあえてでしょう。
メインであるマリカ。それに繋げるクレア。
そこまでの導入として謎や伏線をいれてモチベをあげるカナン。
そして『緩急』の『穏』の意味を持つほたると。
○ ミサ
本編のミサの方が好き。
ルートではいつも自信がなくておどおどしてる感じ。
まぁこれから歴戦の強者になっていくのでしょうが。
というかこのルートいる?
○ クレア
過去の話。
ある意味でマリカルートのキモと言える存在のルート。
実は彼女は超・長生きでした。
しかし肉体がどれだけ不老だとしても、脳の劣化は止まらない。
身体は細胞が新しく生まれ続けるけど、
脳自体は書き込み読み込みを繰り返して劣化するみたいな?
そして亀のような歩みを続ける島と違い、
外の世界での生活は脳が休むことなく刺激されてその進行が早まったのでは。
生きていても死んでるのと同じ。
クレアは脳が死んでも生き続けるのを拒み、
いや、彼女を助けるためにセトが苦しむのを拒み、殺してくれと願う。
それを聞き入れたセトはその通りに彼女を……。
何て言うんだろう。
こういう、『
曖昧』な状態になる話ってのは精神的に辛いので苦手。
愛する人を自分の手で傷つけて、
愛する人を自分の手で殺し、
愛する人を自分の手で守れなかった。
そんな彼の気持ちを考えると悲しすぎる。
○ マリカ
というわけでマリカもクレアと同じ病にかかり、緩やかに脳が死に向かっていく。
クレアと同じようにマリカは望む。
今度眠ったら殺してくれと。
セトと同じようにサイガは悩む。
殺すのが正解なのか。共に生き続けるのが正解なのか。
サイガがとった行動は上の画像です。
自分の寿命が持つ限り、彼女の傍に添い続ける。
ちなみに上であったブリジットとカナンが友達で、マリカはどうだったの?
という伏線はここで回収されます。
この辺の展開が大好きでしたね。
一生添い続ける事を誓うサイガと、
『私はお姉ちゃんだから』とマリカの願いを聞こうとするブリジット。
だけどやっぱり『お姉ちゃんだから』こそそれは無理だった。
もうこの辺りから脳内麻薬がダラダラ。
眠り続けるマリカ。
待ち続けるサイガ。
そして最終シナリオ、『White』へ続くんですが、
まぁこれからの展開は言わなくてもわかるでしょうからあえて語りません。
自分は結構小説でも映画でもゲームでもかなり感情移入をするタイプなんですよ。
だからこの時こんな台詞を言ったサイガの、マリカの、ブリジットの気持ちを考えると楽しめるんじゃないかと。
長々と語りましたが、そんなところです。
ちなみに全てを面白かったと肯定してるわけではありません。ただ、
複数主人公のくせに隠してたのがダメだ!!
と叩くのはどうかなと言うわけです。
山椒魚はその上で、カナン・クレア・マリカルート以外はあまり面白くなかったと言っておきます。
あと『ナイフで切ると回復するなどの一部設定が説明不足すぎて理解できない』。
これはアレじゃない?
長の血が寿命を長くしているのだから、効力は血にあるはず。
だから身体から血を一時的に流す事で効果が薄まるとか。
実際に脳が認識してないだけで視覚では判断してるから、
近しい人が傷つく姿は見たくないとかそういう『愛』の理由で。